地方理系大学院生の雑記

地方国立大の理系院生です。思ったことを書きます

ダブルスタンダード。

 冬になり頻繁に外にでかけなくなったことで、家で読書する時間が増えた。

本を読みながら思考する時間は格別だ。精神が研ぎ澄まされ、和ぎとなる。

そこで考える。

 

自分はM2で、ほとんど最高学年といっていい。(ドクターもいるが少人数であるため割愛)

よくバイト繋がりで後輩と飲みに行く。そこでいろいろと過去の話をするのだが、たまにこれはこうした方がいい、あれはやらない方がいいなどと忠言をしたりする。

 

しかし、他人にはこうしたほうがいい、あれはやっちゃだめだといった忠言をしながら、肝心のその忠言は自分の耳に届かない。

 

自分の都合のいいように解釈し行動する。つくづくダブルスタンダードな生き物だと思う。

 

鬼滅の刃の煉獄さんのように、「君と僕とでは価値基準が違う!」とはっきりいうことは実際の人間社会ではできないのではないだろうか。

 

一つの物差しですべてを測るのはよくないけれど、環境によって変化する価値基準はいかがなものか。

善か悪かの二分法でとらえることはできないものだからこそ、深く考えるべきなのかもしれない。

 

こんなことを、本を読みながら考えた。