地方理系大学院生の雑記

地方国立大の理系院生です。思ったことを書きます

われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか 著ウィリアム・フォン・ヒッペル 訳濱野大道 をまとめてみた

この本は、進化心理学の見地から人類の戦略を紐解いていくという内容になっている。

 

例えば、多くの人が自分のルックスを20%増しで考えているわけ

    ヒトは未来に目を向けて現実を無視するわけ

    高齢になってからの孤独は、喫煙よりもはるかに危険である。等

 

中でも、過去から現在までの進化を説明したうえで、幸福な人生になる10のステップが最後にまとめられている。詳しくは書けないが、紹介する。

 

1. 現在を生きる

2. 心地よいひと時を探す

3. 幸せを護って、健康を保つ

4. モノではなく経験を蓄積しよう

5. 食べもの、友達、性的関係(愛する人との)を優先する

6. 協力する

7. 共同体の一員となる

8. 新しいことを学ぶ

9. 強みを活かす

10. 幸せの原型を探す

 

簡単にこの本の紹介としてみたが、興味あるかたはぜひ一読してほしい。

人間のすばらしさだけでなく、おろかさも分かり、いまよりもっと客観的に自分を見つめ直すことができるのではないかと思う。