地方理系大学院生の雑記

地方国立大の理系院生です。思ったことを書きます

マインド・コントロール 著岡田尊司 をまとめてみた。(メモ型式)

マインド・コントロールする側の特性

1.閉鎖的な集団の中で、優位な立場

2.弱者に対する思いやりの欠如

3.支配することが快楽

⇒一貫して誇大化した自己愛、共感性の乏しさが当てはまる。

 

マインド・コントロールされやすい要因

・依存的なパーソナリティ

 ☛主体性の欠如、根底には強い愛着不安

 

・高い被暗示性

 ☛入ってくる情報に対して、批判的に判断する能力が低下している

 

・バランスの悪い自己愛

 ☛心の内では、誇大な願望を持ち、成功を夢見る。しかし、自信のなさや劣等感を抱え、等身大の自分を愛することができない。

 

・現在および過去のストレス、葛藤 

 

支配環境の脆弱さ 

 ☛孤立や精神的な支えの乏しさは、マインド・コントロールを容易にする。

 

マインド・コントロールの原理

 1 情報不足・過多

 2 脳を疲労させる、考える余禄を奪う

 3 確信をもって救済や普及の意味を約束する

 4 人は愛されることを望み、裏切られることを恐れる

 5 自己判断を許さず、依存状態に置き続ける

 

今回はメモ型式で、本をまとめてみた。

ブログでは、これから本の内容を記録のため、このような型式で保存しようと思う。