地方理系大学院生の雑記

地方国立大の理系院生です。思ったことを書きます

ダンバー数と現代社会の考察

ふと、考えることがある。

 

刺激のある毎日が好きだ。

その刺激というのは、日々、新たな人に出会い、様々なテーマで議論をし、そして自分の考えや生き方をアップデートする、こういう毎日を指す。

人生一回きりであるならば、日々前向きに思考し続け、色んな人にであう。そんな人生をおくりたい。

 

このテーマについて書くために、メモを見返してみたら(自分は、気になった言葉や心の琴線にふれた言葉などをメモする習慣がある。)、興味深い心理学用語を見つけた。

 

ダンバー数

→人間関係の限界、150人程度とされる。というもの。

 

現代社会はソーシャルメディアの発達によって、いつでもどこでもだれとでも繋がれる時代になった。その結果、不特定多数の人と関係を持てるようになり、人間関係の編み目は拡大していっている。

しかし、ダンバー数にあるように、しっかりと繋がれる人間関係には限界があり、150人程度だという。

たしかに、様々な人と繋がれる時代になり色んなアイデアも出すことができ、メリットがある。ただ、直接的な人間関係、日ごろから連絡を取り合う関係には限界がある。

これらを踏まえると、情報化社会となって様々な情報と人と繋がれる現代こそ、日ごろから連絡を取り合う関係を大切にすべきときではないか。

 

冒頭にも書いたが、人生は一回きり。たくさんのひとと繋がれるからこそ、目の前の人を大切に、そして愛をもって接する方が豊かな人生が送れると思う。

 

こんなことをダンバー数を初めて知ったときに考えた。